初の一年生担任!

新学期が始まる前から
ドタバタドタバタと動いていました。
なぜなら、新入学生の準備があったから。

昨年度の修了式後の1年生担任発表。
まさか、まさかの私の名前が呼ばれました。

心底、驚いて返事をしながら、お尻が椅子から浮きました・・・。

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ずっと、思っていたんです。
一年生の担任の先生はすごいなって。
一から全てを教えて小学生活を支える基盤を作る仕事だもの。
私にはとうてい出来ない・・・。
ウッカリ者の私には不適だ・・・。
そんな私が一年生の担任?!ありえな~い!

一緒に組む先生は気心のしれた頼れる年下の人。
それは、それは、とても嬉しいんだけど・・・。
二人とも初の一年生担任ですけど?大丈夫でしょうか?
路頭に迷うような日々を想像してしまう二人。

「どうしましょうか・・・」「やれるでしょうか・・・」
そんな言葉を何度交わしたことか。

3月末に準備する内容も分からず、
とりあえず1年生担任経験のあるベテラン先生に
何度も何度も質問し、どこまでやれば大丈夫なのかも分からず、
右往左往しながらの日々。

二人とも
「真っ白な子どもたちを私たちの失敗で染めてしまったら・・・」との
恐怖心でいっぱい。

入学式当日までの私たちの表情は暗く、
見えないプレッシャーとの闘い。
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入学式当日の朝は緊張感マックス!

だけど、不思議なもので、
子どもたちに会ったと同時にフッと落ち着きました。
「やっぱり、学校に子どもがいないとダメね」

見たこともない子どもたちを想像し、
やったことのない状況を想像し、
そんな中で不安感だけが
ぶわぁ~っと膨らんでいたのだと思います。

実際、子どもたちと会って勝手に心が動くのです。
あぁ、可愛いなぁ。一生懸命なんだなぁ。
この子達と一緒に一年を過ごすんだなぁ。
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とは、いえども・・・。子どもも私も初のことばかり。
「あ、もっと丁寧に教えた方がいいんだな」
「字が読めないということは絵の方がいいのかな」
支援の仕方が難しくって。今でも試行錯誤です。

でも、子どもたちのやる気が違う。
だって、保育園や幼稚園では
一番上のお兄さん・お姉さんだったんだもの。
やれることだって、いっぱいよね。
もっとやれるようになりたいんだよね。

準備は大変だけれど、
素直にまっすぐに日々成長していく子どもたちに感動。

見通しが立てにくいのは不安が募りますが、
他の学年で経験したことももちろん生きてくるはず。
そう思いながらなんとか頑張っています。
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最初は「丁寧に優しく・・・」と
必死に自分を作っていたのですが、
登校して泣いていた子への対応をしながら、
ついつい、いつもの自分が出てしまいました。

「あ、○○さん、あまりにも涙が出て、
胸のトレーナーの目玉焼きが
水だらけになっちゃった!
塩味だからいいのかなぁ。
でも、ビチャビチャの目玉焼き、
ツェツェ先生はちょっと苦手~。
びっちゃびちゃの目玉焼き、
焼き切れないよねぇ。
ゆで卵になっちゃうかも~。」

言った瞬間、周りの子達がニコニコしていました。
しまった!つい、冗談を言い過ぎた!
そう思った瞬間、泣いていた子が笑ったんです。
あれ?これでいいのか?

泣き止んだのが嬉しくて、そこからは冗談ばかりの連発。
「あ、涙が止まった~。これで焼けるねぇ。やったぁ!」
みんなで大笑い。

気負って自分を作るのは止めました。
丁寧に優しく伝えるのは意識するけど、
いつもと違う自分を作るのはやっぱり無理!
私の理想の1年生担任の
ベテラン先生みたいになりたかったけれど・・・。
私自身がベテラン先生とタイプが違うんだもの。

それからは、いつも通り。
「さっすが~!早いなぁ。」
「かっこい~!返事は短い方がいいなぁ~。」
「いい姿勢で座っていて、ス・テ・キ♪」

今は整列して出席番号や名前を呼ぶと
誰もが元気に返事をするクラスになっています。
「1の1のみなさ~ん!」「ハイッ!」
もう、その返事だけで私が嬉しい。

試行錯誤が続く一年になりそうですが、
子どもたちのやる気をしぼませず、
「嬉しいな、楽しいな、やってみたいな」
そんな気持ちを大事にしたいと思います。

ちなみに、ずっと
「ゴロゴロ(5・6年担任ばかり)」をしていた私も
今年で1~6年生までの担任経験ができたことになります。
ありがたいことです。前向きに頑張ろうと思います。

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