チャレンジ3年生とのお別れ
私にとって初めての3年生との生活が
終わりました。
2年生から持ち上がった学年。
子どもたちとの生活はやっぱり毎日が楽しかった。
一年経って、そう思えるのが幸せ。
楽しいことがいっぱいの一年でした。
一年前から始めていたビー玉貯金は一年間で満タンになりました。
にわちゃんの片足が取れてしまっていたのですが、
それを見た男の子がサラッと片足を折り紙で作ってくれました。
毎日、にわちゃんを見ては
「あと何個でいっぱいになるかな?」
「にわちゃん、おなかが大きいね」
「食いしん坊なんだね」
そんな言葉が繰り広げられました。
私がスズメを始めとする小鳥を
好きなことが知っている子どもたち。
理科の電気を通す物を教室で探す実験のために
ガラスの鳥のペーパーウェイトを置いた時も
「この子はなんて言うの?」
そこで、ついつい、ふくよかちゃんの
ネーミングの話をみんなにしてしまいました。
すると・・・実験後に引き出しにしまったら
「ふくよかちゃんはどこ?」
人気者になっていました。
図工の最後の思い出ボックスの絵には
にわちゃんやふくよかちゃんが描かれました。
仲間だったんですね。
なんて、可愛い子達!
昨年はコロナ禍で
あまりやれなかった大縄での八の字跳びにチャレンジ。
最初はなかなか跳べなかったけれど、
出来る子がアドバイスしたり、
失敗した時に「ドンマイ!」と声をかけたり、
あたたかな気持ちで頑張っていました。
跳べるようになった子がいると
拍手が起きるクラスでした。
出来なくて泣いてしまった子がいると
休み時間に誘って特訓をしてあげる子達でした。
他の先生に褒められたと言っては
ニコニコしてビー玉を入れ、
給食ワゴンを一番で返せたら「ビー玉だ!」と踊り出し、
なんにでもパワフルに前向きに
チャレンジする子達で頼もしかったです。
私が隣の初任者のクラスに出向いても
自席でできることをして静かに待っています。
私が戻ってくると一番前の子がドアの下にしゃがんで
私がドアを開けるタイミングでサッと開けてくれ、
「わぁ!」と驚く私に
次からも、その「自動ドア」をして
ニコニコしてくれるのです。
ちょっとしたユーモアが可愛くて仕方なかったです。
「中庭の梅の花が満開だ!」と私が言えば、
「わぁ~ステキ!」「ホントだ!」と
みんなのお尻が椅子から浮き、
「あら、お尻ふわふわ星人だ!」と言うと
「あっ!」と言って慌てて座る子達。
ちょっとしたジョークが毎日のようにあって、
気付けば誰かが踊っていて、
鼻歌を歌っちゃう子もいて、
自由な雰囲気で笑っちゃうことも多かったです。
それでも、真面目な話をすると
「うん、うん」とうなずきながら聞いている子達でした。
最後にクラスのことを書いてもらう宿題を出してみると
「泣いている子や困っている子がいると
声をかける優しいクラス」と
多くの子が書いていました。
本当にそうだなぁ。なんて、ステキなんだろう。
その優しさに何度も私も心が温かくなったし、
私抜きで子どもたちでなんとか乗り越えようと
進んでいるのを見守るのが心地よかったです。
初任者の先生には最後の日に手紙をもらいました。
そこには、子どもたちが「心が痛いの?」と
友達に声かけしている様子を見て、
「そういった言葉を
担任が大切にしていると気付いた」と
書いてありました。
私は、子どもたちがその言葉を使っていることに
「すごいなぁ」と思いました。
でも、よく考えてみると子どもが泣いている時に
「身体が痛いの?それとも心が痛いの?」と
私も声かけしていたんです。
何気なく私が使っている言葉を子どもたちが
自然と使っていたんだなぁと気付かされました。
そして、そういう姿を見て気付く
初任者の素直な心が嬉しかったです。
あぁ、まっすぐな人だな。今後が楽しみだな。
一緒の学年で過ごせて良かったな。
私も彼女の姿を見て今年度一年、
初心に返って考えることも多かったです。
こちらこそ、ありがとう。そんな気持ち。
--------------------------------------------------
さて、3月も残りわずか。
教室の片づけをしながら、
もう次の準備をしなければなりません。
子どもたちとの別れは寂しかったけれど、
新たな気持ちで
新たな子どもたちとの出会いを
大切にしたいと思います。
この記事へのコメント