いろいろな思いが渦巻いた運動会

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運動会が終わりました。

昨年度、4年生を担任して
1年間だけ離れた高学年担任業。
たった1年のことだけど、
遠く昔のことのように思えるなぁと思いながら、
運動会の指導をしていました。

今年度は暦上の問題で
実質10日間の練習で運動会当日を迎えました。
・・・苦しかった~!
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世間的にもいろいろと問題提起されている組立体操。
今年度も行うことになりました。
ただ・・・
組立体操の指導は初めてという教師2人に二度目だという1人。
実質、経験者は3人という状態。結構大変でした。

子どもたちにケガをさせないようにと誰もが思いながら指導を行うのですが、
なんといっても練習スケジュールがタイト。
そして、台風の影響で天候も不安定。

5年生にとって、組立体操は初めての経験。
肩車ですら、できないペアがいっぱい。
どうしたものかと悩んでいるのは私だけ?と思うくらい
教師陣の中でも温度差を感じることがあったのは
私が精神的に追い詰められていたからかもしれません。
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6年生との合同練習だけでは
追いつかない状況だったので
学年だけでの練習を急きょ、数時間組むことに。

そうなると学年の先生方は
指導が初めての2人だけなので・・・。
「どうしよう~」と夜の職員室で頭を抱えていたら、
校長先生や教頭先生、校務の先生など、様々な先生方が力を貸してくださいました。

子どもたちにどうしたらよいのか、体を支えながらペアごとに伝えながら、
毎日必死でした。

本当によく頑張ったと思います。
たった数日間で肩車からのサボテンをマスターして、
当日はほとんどのペアが技を成功させました。

昨年度までとは違い、高さのある大技は減らし、
バランスを重視しての技を組み合わせながらの組立体操。
それでも、サボテンや3人タワーなど、
この短い練習期間に行うのは難しいなと思いました。
人の体に乗ることやバランスをとることの経験が
どんどん少なくなっているからです。

当日、不安な気持ちを押し殺しながら
友達と心と力を合わせて歯を食いしばって演技する姿に心打たれながらも
来年度は違う形で表現できないかなという気持ちがよぎりました。

とにもかくにも、子どもたちの底力はすごいものでした。
毎年、そんな子どもたちの姿に感動し、
頑張れる時間を共有できる喜びを今年も感じました。

運動会が終わった夜、
最後まで残っていた校長先生と校務の先生にお礼を言いました。
無事に終われたのは、様々な先生方の支えがあったからこそ。
お礼を言いながら、子どもたちのひたむきな姿が思い出され、
涙が込み上げました。

誰もケガがなくてよかった。
子どもたちが頑張ったと胸を張って終われてよかった。
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そんなこんなで、忙しかった日々でした。
それだけでなく、私自身も初めての体験をしました。

運動会数日前の部活の練習中に、
外の階段を走り降りたところで足をひねり、
右足首をねん挫してしまったのです。

勤務校近くの接骨院に通うことになりました。
ねん挫は初めてだったのですが、なかなかの痛み。
朝にテーピングを巻いてもらい、
夜に電気を流してもらうなどの通院生活。
自分がまさかケガをするなど思いのほかで、
いろいろと周りに心配をかけました。

ねん挫であっても運動会の練習は待ってくれません。
「無理しちゃだめだよ」と言われながらも
代わりがいるわけでもない、この忙しさ。

テーピングで固定してもらって
なんとか歩ける状態で練習は頑張っていましたが、
組立体操では音響担当が必要だということで
けが人の私が担当することに。
・・・悔しかったです。家で泣きました。
自分のクラスの子どもたちの補助ができないこと、
近くで見守ってあげられないこと。
本来なら自分がいる場所を他の先生にお願いすることになりました。

やっぱり健康が一番なんだと思い知らされた運動会でもありました。
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運動会、子どもたちの姿に感動したり、
練習の中で様々な先生方の考え方の違いを知ったり、
いろんな思いがありました。
それでも、当日の夕方は子どもたちが
「頑張った~!」と笑顔だったのが一番うれしかったです。

そして、今年も卒業生たちが何人も来ていて声をかけてくれました。
背も伸びて大人っぽくなった姿の中に
小学生時代のくったくのない笑顔が残っていること、
うれしいなぁと思いました。
長く同じ学校にいることで、
こうやって再会できるのも恵まれていると思いました。

これが最後かもしれない。
そう思いながら、取り組むことが増えてきました。
そんな中で、長く同じ勤務校にいることで
怠慢さが出ていないかと自問自答することも多くなりました。
今年の運動会は特に、その思いが強かった気がします。

まだ痛む足は私への戒めなのかなと思いながら、
気持ちを新たに、今年度の残り半分を過ごしていきたいと思います。

この記事へのコメント

saji
2016年09月19日 09:05
それはそれは・・・・来週末が本番なわが校でも時間がないと
必死なのに・・・なぜそんな無謀なスケジュール・・・・・・
大変でしたね。でもツェツェ先生をはじめ、教師陣の思いは
しっかり子供達に伝わり、受け止めて、がんばってくれたのですね。

毎年思います。運動会は身も心もぎゅっと成長する一大イベント。
子供達にとっても、教師にとってもです。
自分一人では何もできないことを思い知ります。
ツェツェさんは全体を見渡して、滞りなく、怪我なく進めていける
ように取り仕切ることも考えてらっしゃるから、余計に思いが
よぎるのだと思います。新参者はそこらへん、気づけていないことが
たくさんあるかもしれない・・・と振り返るきっかけになりました。
いつも、ツェツェさんのブログから元気をもらったり、自戒のきっかけを
もらったりと、勉強させてもらってます。ありがとうございます。
さて来週はうちの番です。たった3日しかないけど、仕上げていきます。
チームで動けるように、子供達と最高のハイタッチができるように
がんばってきます♪
ツェツェ
2016年09月19日 12:59
* sajiさん *
本当に今年度はタイトなスケジュールでした。
分かっていたからこそ、夏休み期間中に
高学年チームで作戦をもっと練っておかねばならなかったと思います。
組立体操担当にも声をかけてはいたけれど…難しかったなぁ。
どうしたら良かったのかなぁと今でも考えています。
新しく赴任された同じ学年の先生はヘトヘトだっただろうし、
初めての組立体操の指導で私とは違う立場で
いろいろ感じているのではないかなぁ。
とにかく毎日が必死で、時間もない中で話し合いもできないまま、
それぞれがそれぞれの思いをもって進んできたのだと思います。
子どもたちは本当に頑張っていました。
その姿があるからこそ、私たちも子どもたちの成長を願って
頑張っていけるのだと思いました。

sajiさん達の学校はこれからですね。
仕上げの時期、この数日間でどこまで子どもたちの気持ちを
ぐ~っと合わせて行けるのか、とっても大事な時期。
私は運動会直前の子どもたちへの言葉かけが
子どもたちの伸びしろを左右すると思っています。
正直、今回の私たちの日程ではこの時期がほとんどなくて
とっても残念だったのです。
sajiさんと子どもたちが
最高のハイタッチで運動会を終えられますように♪
かおるこ
2016年09月23日 11:54
最後って管理職になるのですか?
私は違う意味でいつも最後かもと思って仕事してます。
今高校三年生を持ってます。
とても大変だけど充実した日々です。
以下なんか暗いことコメントしようとしたけど、やめておきます。
2016年09月23日 20:20
そうそう、この記事とは離れますが、私の同僚がお子さんをアメリカの私立高校(進学校というかたぶん彼女がいうにはトップの学校という)に通わせているのですが、家庭科とか役に立たない勉強はしないと私にいいましたが、そうなんですか?役にというのは受験のということだろうと思いますが、なんかびっくりしました。そういうことをいうのに・・・・。
ツェツェ
2016年09月23日 23:11
* かおるこさん *
最後になるかも…というのは、いろいろな意味がありまして…。
管理職へ勧められる人が身近に多くなっていることもあるけれど、
学校内以外の仕事量が半端なく降り注いでいる今の状況に
かなり疑問をもっている状態です。
長くは担任業をやれないかもしれないなと思う場面が多くなりました。
また、同じ学年をもつこともなくなるかもしれないし、
同じ学年でも同じことをやれるとは限りません。
そう考えると最後かも…と思うのです。
家庭科が役に立たないという視点はショックですね。
とても生活に密着している教科なのに。
受験は通過点、生活は生涯続くのになぁって思います。

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